留学・駐在・海外移住者必見!海外からの在外投票について

こんにちは、イギリスで大学院生をしているSAORIです!

2019年7月21日(日)の参議院選挙が決定したということで、今回は海外から選挙に参加する「在外投票」について書こうと思います。

海外在住でも、18歳以上の日本国民は衆議院議員選挙参議院議員選挙に投票することができます。(都道府県議会選、市区町村議会選には参加できません)

私は現在イギリス在住ですが、他の国でも手順は一緒だと思いますので、海外在住の方で在外選挙が初めての方は是非参考にしていただけると幸いです!

今回は

STEP1 在外選挙人登録

STEP2 在外投票の手続き

の2ステップで紹介していこうと思います。


STEP 1 在外選挙人登録

まずは在外選挙人登録、つまり「私は海外に住んでいる、選挙権のある人間ですよ」という登録が必要です。この登録をするためには、

STEP 1-1 転出届の提出と在外選挙人登録

まずご自身の住民票がある地元(日本)の市区町村で転出届を提出する必要があります。日本の〇〇市から引っ越しますという登録です。

2019年6月1日より、転出届の提出と同時に、在外選挙人名簿への登録手続きができるようになりました!必要なものは本人確認書類のみです。

STEP 1-2 在留届の提出

その後、オンラインで在留届を提出します。〇〇国の~~に引っ越しますという登録です。外務省のホームページからオンラインで提出できるので楽チンです。(在留届の提出はコチラ。)


すでに日本の離れている場合でも、在外大使館(私の場合はロンドン)で在外選挙人名簿への登録手続きができます。必要なものは①パスポート、②在外選挙人名簿登録申請書の2つです。②は外務省のホームページからダウンロードできます。(在外選挙人名簿登録申請書はコチラ。)

ただし滞在が3か月未満の方は、住所を証明する書類が別途必要です。また到着したばかりの方は登録申請から3か月後に住所確認のため手紙か電話が来ます。

上記の手続きが終われば、あとは待つだけ!申請から約2か月後、在外選挙人証を大使館に直接受け取りに行くか、郵送で送られてきます。

これで海外からでも日本国内の選挙に参加する準備完了です!


STEP 2 在外投票の手続き

それでは実際に選挙が公示されたらどうするか。

まず、選挙の開催が決まると、大使館からメールが届きます。

投票方法は

①在外公館投票

②郵便等投票

③日本国内における投票

の3種類があります。今回は直接大使館で投票する①と自宅から郵便で投票する②について書きます。


①在外公館投票

決められた投票期日に①パスポート、②在外選挙人証を持って、大使館に行くだけです!

投票期日は日本国内より早く、10日ほど期間があります。大使館・領事館によって異なるようなので、選挙のお知らせメールを確認してください!

②郵便等投票

自宅が大使館から遠い方も多いと思います。そういう方は郵便で投票することだできます。ただしお金と時間がかかります。(泣)

まずは投票用紙をもらうため、①投票用紙請求書、②在外選挙人証を、”日本の”選挙管理委員会に送ります。つまり国際郵便で、ご自身の登録地の市区町村選挙管理委員会に送る必要があります。自腹です。(投票用紙請求書はコチラ。)

すると、投票用紙が送られてきます。(在外選挙人証も戻ってきます)公示日が来て投票用紙を記入したら、同封されていた封筒に入れて送り返します。この時も自腹の国際郵便で、同じ選挙管理委員会に送ります。

これで投票完了です!


海外で、しかも地方に住んでいる方には少々面倒な手続きですが、いつか帰る日本の政治に関わり続けるためにも、是非在外選挙人登録をして、選挙に参加してください!

詳しくは総務省の在外選挙制度について、外務省の在外選挙のページをご確認ください。

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