【イギリス大学院】国際開発学コースの期末テスト①

どうもこんにちは、イーストアングリア大学でMA International Development (国際開発学修士) (2018-19)をやっているSAORI(@2saori1)です!

今回は秋学期にとっていた授業の期末試験について書きたいと思います。

秋学期の授業紹介については前回の記事を見てみてくださいね。


さて、今回紹介するのは農村開発に関する授業(RLAC)の期末テストです。

イギリスの大学院での試験がどんなものなのか想像つかない方もいるか多いのではないでしょうか…!大学やコース、授業は違っても、例を知っているだけで事前にイメージがついて対策もしやすいかと思います!


1. 形式について

問題数:10問

時間:60分

評価:各問10点満点で合計100点満点。(素点)

A4一枚の問題用紙と、解答冊子が一冊配られました。


2. 実際の問題を大公開!

Q1: 農村地域にはいまだに多くの貧困が残る。チェンバースの議論に言及し、なぜこれが起こるのか議論せよ。

Q2: 持続可能な生計アプローチの主な要素は何か。

Q3: アマルティア・センのエンタイトルメント論でカギとなる要素は何か。

Q4: マイクロクレジットにおけるpeer selectionはどのように情報の非対称性の問題解決に寄与するか。

Q5: Woolcock and Narayan (2000)が定義した〈結束〉的社会関係資本と〈橋渡し〉的社会関係資本とは何か。

Q6: 「緑の革命」の要素は何か。

Q7: 土地改革の主要な方法は何か。

Q8: 労働者の移動による新たな経済について、あなたの理解を述べよ。

Q9: インフラ・サービスの供給にはジェンダーバイアスがかかっている。空間計画もしくは交通計画の例を一つ挙げ、論点を示せ。

Q10: 生計アプローチの欠点を一つ議論せよ。


3. コメント

10問60分なので、1問当たりの解答量は多くなくて良いと指示がありました。簡潔に論点をまとめて欲しい、なんなら箇条書きでもOKとのこと。図を描いて説明するのも可。

Q5なんて誰?!と思ってしまうかも知れませんが笑、授業内のスライドで扱った文献です。全問を通して、授業内容を大量のスライドを含めて復習し、またセミナーで扱った文献(論文2本/週)の内容を理解・概要把握していれば何かしらは書けるような問題設定になっています。


次回は社会分析と国際開発(SAID)の授業の期末テストについて書こうと思います。

何か質問やこれについて聞きたい!ということがありましたら、お気軽にコメントしてくださいね!

ここまで読んでいただきありがとうございました☺

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【イギリス大学院】国際開発学コースの期末テスト①」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 【イギリス大学院】国際開発学コースの期末テスト② – Saorilog: 旅と国際開発学@イギリス

  2. ピンバック: 【イギリス大学院】成績のつき方!何点で単位がもらえる?単位落とす人はいる? – Saorilog: 旅と国際開発学@イギリス

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